なぜ人間はこんなにも惑星に心惹かれるのでしょうか．

色々理由はあると思いますが，1つは「遠い存在であること」が挙げられるのかな，と思っています．

遠い存在だから実態を掴むのすら難しいし，手の届かない存在に憧れるのではないかなと．

顕微鏡で覗いてみようとしない限り見えない存在です．

身近にあるけれど，普通にしていると気づかない．

そんなmicroplanetsは，宇宙に存在する惑星とはまた違った魅力があると考えています．

大きい話になりますが，人生でもこういうことあるなと思うのです．

夢を持つ，ということは，まだ自分が手に入れられていない，遠くにある存在を自分のものにしたいと憧れて，それに向かっていくということでもあります．

一方で，私たちは身近にある大切なものの有難さ，幸せに，ある日気づくこともあります．

どちらが良いとかではなくて，どちらも，素敵なことですよね．

だから大げさかもしれませんが，宇宙の惑星とミクロな惑星は，私たちが持っている「憧れ」と「今ある幸せ」を体現しているんじゃないか，とすら思ったりしています．

なんか今日は珍しくスケールの大きなことを話してしまいましたが(笑)，

「ミクロな惑星」（＝身近にある，見えないけどあるもの）にもぜひ思いを馳せていただけたら…と思います．